トップメッセージ

次の成長を見据えた基盤固めを
着実に仕上げていく。

売上が順調に回復/ 増収効果により損益面も大幅伸長

  当上半期においては、多くの業種で企業のIT投資が引き続き拡大していることに加え、国内情報サービス産業界では、AI・IoT・RPA※などのITを活用した先端テクノロジー分野の市場が立ち上がってきています。
 こうした中、当社グループでは、受注・売上拡大のための積極的な営業活動を推進し、株式会社アイネス総合研究所(以下、アイネス総研)を中心に、デジタルトランスフォーメーションに関連する分野の研究開発やお客様・外部機関との実証実験など、将来を見据えた取り組みを積極的に進めてきました。
 また、株式会社三菱総合研究所(以下、MRI社)と資本提携契約を、同社とその連結子会社である三菱総研DCS株式会社(以下、DCS社)と3社間で包括的な業務提携契約を締結しました。各社の事業部門を中心に協業検討や人材交流を開始し、テクノロジーの急激な変化にスピーディーかつ的確に対応しながら、受注機会の拡大を図る事業体制を整えています。
 これらをはじめとする一連の取り組みが奏功し、公共・金融・産業のいずれの分野でも増収となり、連結売上高は前年同期比9.3%増の176億55百万円となりました。
 損益面では、一部プロジェクトで原価の増嵩はあったものの、増収効果等により営業利益は5億97百万円(前年同期比150.5%増)、経常利益は6億31百万円(同152.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億59百万円(同185.6%増)となり、各利益段階で大幅な増益を達成することができました。
※RPA(Robotic Process Automation):ロボットにより業務を自動化する取り組み
 

最先端分野でお客様に積極的に提案

 2019年3月期の通期業績見通しは、連結売上高375億円(前期比3.8%増)、営業利益21億円(同30.6%増)、経常利益21億円(同26.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益14億円(同32.4%増)を計画しています。

 本格的な成長軌道への回復にはまだ道半ばですが、当社では当期は2020年3月期以降の成長に向けた基盤固めと位置付けており、下半期では、受注・売上の拡大はもとよりコストセービングにも努め、次の成長のための各種の施策を着実に仕上げていきたいと考えています。
 また、MRI社のコンサルティング力とDCS社の高い技術力との連携を進めることで、アライアンスによるシナジー効果を創出していきます。中長期視点では、研究開発の戦略的強化も重要になってきます。当社では成長戦略の柱の1つとして、自治体向けパッケージ「WebRings」の“次世代版”の開発投資を進めていくとともに、先にご説明したアライアンスやアイネス総研を活用しながら、AI・RPA・データサイエンスなどの最先端分野でお客様に積極的な提案を行っていく方針です。
 

中間配当は1株当たり10円に

 当社では、経営上の課題の1つとなっている資本効率の向上と、株主さまへの還元を目的に、2018年8月より自己株式の取得を開始しました。また配当に関しては、中間配当で1株当たり10円とさせていただきました。期末配当も1株当たり10円とし、年間では1株当たり20円とさせていただく予定です。
 株主の皆さまにおかれましては、引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。